P+D BOOKS --
古山高麗雄 /著   -- 小学館 -- 2024.8 -- 19cm -- 366p

資料詳細

タイトル フーコン戦記
シリーズ名 P+D BOOKS
著者名等 古山高麗雄 /著  
出版 小学館 2024.8
大きさ等 19cm 366p
分類 913.6
注記 底本:文藝春秋 1999年刊
著者紹介 1920年‐2002年、享年81。朝鮮新義州出身。1970年『プレオー8の夜明け』で第63回芥川賞受賞。代表作に『小さな市街図』『セミの追憶』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 激戦地から片腕と引き換えに生還した村山辰平は、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった…。戦争三部作の完結編。
要旨 戦争末期、雲南の地で日本人兵士がほぼ全滅した騰越・龍陵の戦い。そこからほど近い旧ビルマの“死者の谷”フーコン谷地でも、全滅の危機に瀕している部隊があった。―ああこれでは勝負にならない、と一等兵でも思う。そう思いながら戦闘をしたのであった。敵は…必要な条件を整えたうえで戦った。こちらは、弾がなくても、食糧がなくても、とにかく、やれと言う。…弾がなくても食糧がなくても、一人が二十人殺せば二十倍の敵に勝てるわけだから、そうしろと言う。―六割以上が亡くなった無謀な戦いから、片腕と引き換えに生還した村山辰平は、あの戦闘で夫を亡くした中川文江とともに、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった。
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-352492-6   4-09-352492-0
書誌番号 1124025330
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124025330

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 913.6/フ 一般書 利用可 - 2076994083 iLisvirtual