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デーリン・ニグリオファ /著, 吉田育未 /訳   -- 作品社 -- 2024.8 -- 20cm -- 248,43p

資料詳細

タイトル 喉に棲むあるひとりの幽霊
著者名等 デーリン・ニグリオファ /著, 吉田育未 /訳  
出版 作品社 2024.8
大きさ等 20cm 248,43p
分類 933.7
注記 原タイトル:A GHOST IN THE THROAT
注記 文献あり
注記 アイルランド語英語一部併記
著者紹介 【デーリン・ニグリオファ】アイルランドの詩人、著作家。アイルランド語と英語の2カ国語で執筆し、本書のほかに詩集を6冊出版している。詩集『Clasp』(2015)はアイルランド文学ルーニー賞とハートネット詩賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 殺害された夫の死体を発見した貴婦人アイリーン・ドブ・ニコネルは、その血を手ですくって飲み、深い悲しみから哀歌を歌った。その詩は何世紀にもわたって旅をし、ある母親のもとにたどり着き…。他者の声を解放することで自らの声を発見していく過程を描く。
要旨 殺害された夫の死体を発見した貴婦人アイリーン・ドブ・ニコネル(18世紀アイルランドに実在)は、その血を手ですくって飲み、深い悲しみから哀歌を歌った。アイリーン・ドブの詩は何世紀にもわたって旅をし、3人の子どもと夫とともに暮らす、ある母親のもとにたどり着く。家事、育児、度重なる引っ越しの両立に疲れ果てた彼女は、自身の人生と共鳴するアイリーン・ドブの世界に夢中になり、やがて彼女の日常を詩が侵食し始める―。他者の声を解放することで自らの声を発見していく過程を描き、“ニューヨーク・タイムズ”ほか各紙で話題となった、日記、哀歌、翻訳、詩人たちの人生が混交する、異色の散文作品。ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞ほか受賞。ラスボーンズ・フォリオ賞最終候補。「18世紀にアイルランド/イギリスで書かれた最高の詩」とも称される『アート・オレイリーのための哀歌』の全編訳付き。
目次 ある女のテクスト;液体の響き;ここではないどこかで呼吸する;ミルキング・パーラーにて;非科学的な混ぜこぜ;あの解剖室;冷たい唇に冷たい唇を;地下牢・忘却;泥のなかの血;ぼやけたふたつの道;ぽとん。ぽとん。;前兆―飛行機とホシムクドリ;表面を粉々にする;いま、あのころ;連なる影;野生ミツバチと発泡する好奇心;ぼやけたハリエニシダ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86793-040-3   4-86793-040-7
書誌番号 1124026284
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124026284

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 933/ニ 一般書 貸出中 - 2076908772 iLisvirtual