二・二八虐殺事件と王育霖 --
王克雄 /編著, 駒田英 /訳   -- 並木書房 -- 2024.9 -- 20cm -- 218p

資料詳細

タイトル 正義に生きた台湾人検察官
副書名 二・二八虐殺事件と王育霖
著者名等 王克雄 /編著, 駒田英 /訳  
出版 並木書房 2024.9
大きさ等 20cm 218p
分類 289.2
件名 二・二八峰起(1947)
個人件名 王育霖
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 【王克雄】台湾人。王育霖の長男。1944年京都で生まれる。国立台湾大学電機学科を卒業後、アメリカへ留学し、電気工学の博士号を取得。「アメリカ台湾研究院」の創設に加え、台湾人公共事務会の支部会会長なども歴任した。新聞やウェブサイトへの評論を頻繁に投稿し、二・二八虐殺事件の真相究明と責任追及に全精力を傾注している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本で検察官になった初の台湾人・王育霖の評伝。戦後、台湾・新竹で検察官として数々の不正・汚職を摘発し、台湾仕法の健全化に努めたが、蒋介石・国民党の恨みを買い、消息不明となった「公正無私の検察官」の激動の生涯を追う。
要旨 日本で検察官になった初の台湾人・王育霖―台北高等学校を首席で卒業後、東京大学法学部に留学。在学中に司法試験に合格し、京都地方裁判所検事局に勤務。ここで捜査や公訴手続きなど検事の実務を学ぶ。戦後、台湾・新竹で検察官として数々の不正、汚職を摘発し、台湾司法の健全化に努めたが、結果的にそれが蔣介石・国民党の恨みを買い、二・二八事件の混乱に乗じて逮捕・連行され、いまも消息不明となる。権力を恐れず、法律を堅持し、正義を守った「公正無私の検察官」の激動の生涯!
目次 第1部 台湾司法改革の先駆者(二・二八事件で帰らぬ人に;気骨の検察官;「二・二八事件」の実相;父の遺志を継いで);第2部 妻、正陳仙槎の証言(官田の陳家;台南の王家;戦時下の京都勤務;台湾人青年の殺人事件;帰郷、台湾へ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89063-451-4   4-89063-451-7
書誌番号 1124029342
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124029342

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