地下ガスによる地震現象とその解明 --
堀江博 /著   -- 高文研 -- 2024.9 -- 21cm -- 135p

資料詳細

タイトル なぜ地震予知は不可能で、二次災害は拡大するのか
副書名 地下ガスによる地震現象とその解明
著者名等 堀江博 /著  
出版 高文研 2024.9
大きさ等 21cm 135p
分類 575.46
件名 天然ガス , 震災
注記 文献あり
著者紹介 1953年生まれ、栃木県出身。1976年東北大学工学卒業。同年ゼネコン入社。2013年退職。2019年退社。在職中、液状化対策関連工事を含む地下工事の計画・設計・施工等に関わり、多くのプロジェクトに、シビルエンジニアとして参画。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 2024年元日、能登半島地震が発生。次の大地震の備えのための検証が進められても、大きな成果は期待できません。この状況を打開すべく、「地震」とは別に、地震前後に起きる関連現象を「地震現象」とし、解明しました。その定義は「地盤の揺れと地下ガス挙動等によって生じる関連現象」です。「地震前とは地震予知」、「地震後とは二次災害」。それら現象を、科学的に明らかにし、検証の道筋を示します。能登半島地震でも、震源から離れたガス田地域―新潟市・富山県氷見市・石川県内灘町等―で不可解な液状化現象が発生しており、真相解明のカギがあると説きます。地下ガス挙動による災害は、地震時以外も発生していて、端的な例が、2025年開催の大阪万博会場建設中に起きた爆発事故。地下の至る所にガスは貯留しており、その理解と事故防止対策は必須です。
目次 第1章 地下ガス噴出(地下ガス噴出の実態;直下型地震);第2章 地下ガス貯留と挙動(地下ガス貯留;地下ガス挙動);第3章 地震後の二次災害(液状化現象;地震火災;液状化現象と地震火災発生地域の類似性);第4章 地下ガス噴出による地震予知(前兆現象と地震予知;現在の地震予知観測と課題;地下ガスと前兆現象;井戸異常に見る多様な前兆現象);第5章 地下ガスと地震現象(地震観測と予測;津波火災を含む二次災害;地下ガス挙動による誘発地震)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87498-890-9   4-87498-890-3
書誌番号 1124029703
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124029703

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