元明清の白話文学 -- 東方選書 --
小松謙 /著   -- 東方書店 -- 2024.9 -- 19cm -- 207p

資料詳細

タイトル 中国文学の歴史
副書名 元明清の白話文学
シリーズ名 東方選書
著者名等 小松謙 /著  
出版 東方書店 2024.9
大きさ等 19cm 207p
分類 920.25
件名 中国文学-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1959年、兵庫県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。富山大学教養学部助教授を経て、京都府立大学教授。博士(文学)。主要著書に『ビギナーズ・クラシックス 水滸伝』(角川ソフィア文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれた文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観。当時の作品から多数のエピソードを紹介し、そこから見える社会や時代背景を丁寧に読み解く。
要旨 本書は、安藤信廣氏の『中国文学の歴史 古代から唐宋まで』の後を承ける形で、それに続く時期の文学について論じるものである。ただ本書の内容は、安藤氏の前著とは異なる視点に基づくものになる。本書においては、白話を用いた文学がいかにして出現し、展開していくかを中心に追っていくことになる。それは、今日の「読書」がどのようにして生まれ、育まれていったかを追体験することにもなるであろう。戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれた文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観する。「全相平話」「四大奇書」「三言二拍」など、当時の作品から多数のエピソードを紹介し、そこから見える社会や時代背景を一つ一つ丁寧に読み解く、中国文学への恰好の入門書。
目次 第1部 金・元の文学(白話文学前史;金の文学 白話文学の誕生;元の文学(一)曲の世界(二)白話小説の誕生―「金相平話」);第2部 明の文学(明という時代;明代前期の状況 出版退潮期;明代後期の展開 出版の爆発的発展と「四大奇書」の登場;明滅亡まで 多様な刊行物の出現と「三言二拍」、金聖歎と「小説」の自立);第3部 清の文学―近代へ(清代の白話小説―明末の遺産;知識人による自己表現としての白話文学創作―『儒林外史』と『紅楼夢』;近代へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-22415-6   4-497-22415-5
書誌番号 1124031550
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124031550

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 920.2 一般書 回送中 - 2077060831 iLisvirtual