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ちくま文庫 --
出久根達郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.9 -- 15cm -- 294p

資料詳細

タイトル 本の身の上ばなし
シリーズ名 ちくま文庫
著者名等 出久根達郎 /著  
出版 筑摩書房 2024.9
大きさ等 15cm 294p
分類 021.3
件名 著作家
内容紹介 高倉健のご先祖様が書いた本、脱走兵だった作家・里村欣三、井上ひさしの父親が書いた小説、批評家も騙された贋作目録、偽書にのめり込む者…。意外な人の意外な本、1冊の本の陰に隠されたドラマなど、書物と人間をめぐる56話。
要旨 「有為転変は人の世の習いだが、書物にも数奇な運命がある。本の身の上は、本にかかわる人の物語でもある」(本書より)。高倉健のご先祖様が書いた本、脱走兵だった作家・里村欣三、井上ひさしの父親が書いた小説、批評家も騙された贋作目録、偽書にのめり込む者…。意外な人の意外な本、1冊の本の陰に隠されたドラマなど、書物と人間とをめぐる56話。文庫オリジナル。
目次 主婦の関所破り―福岡発、五カ月間の長旅;野中千代子の『女大学』―夫の気象観測支えた忍耐;子母澤寛の筆名―大学時代に書いた廉価本;朝日融渓は何者?―宗教家が起こした怪事;「幻の本」の理由―復刊拒んだ辛口評論家;金もうけは先人の知恵―理に適った利殖の秘訣;三十の名を持つ作家―少年の自立支援と文筆活動;実業家の探偵小説―現実の殺人事件を題材に;偽書の著者・岩本無縫―一高生の名かたる幻の発禁本;詐欺的出版の解説書―好奇心釣り出す広告;哲学者と糟糠の妻―勉強支えた内助の功;夢野久作との合作?―父が「翻訳」した英国小説;ニコニコ主義の唱道者―銀行家が説く笑顔の効用;世にも珍奇な贋物目録―批評家が激賞した肉筆画;古稀の俳句談議―新劇人が編んだ父の句集;九條武子の写真―読者ひきつけた麗人の孤独;女子教育の先駆者―「鷗村訳」冒険譚、歯切れよく;「文学芸者」の自伝―読書経験生かした新橋の女将;天下之愚論『芸者論』―論語の普及に貢献した実業家;人名索引つき随筆集―幅広い交遊映す「雑文」〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-43975-8   4-480-43975-7
書誌番号 1124032188
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124032188

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー 文庫本 021.3 一般書 予約受取待 - 2077051778 iLisvirtual
公開 文庫本 021 一般書 貸出中 - 2077111819 iLisvirtual