• NEW

マックス・ウェーバー「価値自由」から考える現代日本 -- 朝日選書 --
野口雅弘 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2024.10 -- 19cm -- 256,20p

資料詳細

タイトル 中立とは何か
副書名 マックス・ウェーバー「価値自由」から考える現代日本
シリーズ名 朝日選書
著者名等 野口雅弘 /著  
出版 朝日新聞出版 2024.10
大きさ等 19cm 256,20p
分類 331.5
個人件名 ヴェーバー マックス
注記 文献あり 著作目録あり
著者紹介 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(ボン大学)。立命館大学法学部教授などを経て、現在、成蹊大学法学部教授。専門は、政治学・政治思想史。著書に『マックス・ウェーバー――近代と格闘した思想家』(中公新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 マックス・ウェーバー「価値自由」の受容と論争を辿り、混迷を極める現代政治の様態について考察。さまざまなオピニオンが交錯する現在の日本における、政治とコミュニケーションのあり方を、第一線のウェーバー研究者が問い直す。
要旨 誰かの主観を押し付けられている、政治的中立性が損なわれているという不満が高まっている。しかし、“中立”とはどのような概念なのか。人は何らかの価値判断に立つことなく“中立”を実践することは何能なのか―。本書は、マックス・ウェーバー「価値自由」の受容と論争を辿り、混迷を極める現代政治の様態について考察する。ウェーバーは価値の多元性、対立の不可避性を指摘し、事実と価値を分離すべしとする「価値自由」を唱えた。こうした「価値自由」の理念を、社会学者・経済学者・政治学者たちはどのように解釈し議論してきたのか。歴史的検討を通し、“中立”という思想の核心に迫り、分断克服のヒントを探る。さまざまなオピニオンが交錯する現在の日本における、政治とコミュニケーションのあり方を、第一線のウェーバー研究者が問い直す。
目次 第1章 価値自由とは何か―事実と価値を分ける;第2章 ウェーバーの時代―進歩の思想とポジション・トーク;第3章 一九三〇年代の方法論―「事実をして語らしめる」をめぐって;第4章 エートス論としての価値自由―安藤英治の「あとがき」;第5章 新自由主義者たちのウェーバー―自由経済と中立性;第6章 問われなくなる価値自由―イーストン、ロールズ、因果推論;終章 政治的中立の精神史
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263136-7   4-02-263136-8
書誌番号 1124037746
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124037746

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 4 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 331.5 一般書 貸出中 - 2077150105 iLisvirtual