辺境の王朝と英雄 -- 講談社選書メチエ --
本村凌二 /著   -- 講談社 -- 2024.10 -- 19cm -- 257p

資料詳細

タイトル 地中海世界の歴史 4
各巻タイトル 辺境の王朝と英雄
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 本村凌二 /著  
出版 講談社 2024.10
大きさ等 19cm 257p
分類 209.3
件名 地中海諸国-歴史-古代 , ヘレニズム
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士(西洋史学)。早稲田大学国際教養学部特任教授などを経て、現在、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界――嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 歴史の大波はギリシア北方の「声なき高地の民」から起こった。マケドニア王・フィリポス2世がギリシアの覇者となり、その子アレクサンドロスは紀元前334年、東征を開始する…。ローマに先行して普遍化した文明〈ヘレニズム〉を描き直す。
要旨 歴史の大波はギリシア北方の「声なき高地の民」から起こった。マケドニア王・フィリポス二世がギリシアの覇者となり、その子アレクサンドロスは紀元前三三四年、東征を開始する。わずか一〇年で築かれた大帝国と、新たな文明世界。そこで生まれた学芸と思想の、豊かな生命力と創造力。人類最初のグローバル化は、空前の宗教融合をもたらし、人間は神に「個人としての救済」を求め始める。ローマに先行して普遍化した文明“ヘレニズム”を描き直す。
目次 第1章 声なき「高地の民」(マケドニアの軍事ルネサンス;デモステネスとアリストテレス;侵略か、防衛戦争か;ギリシア世界の覇者、フィリポス二世);第2章 希望の大王、東へ征く(アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」;帝国ペルシアへの侵攻;テュロスからペルセポリスへ;世界の果てをめざして);第3章 後継者たちの戦いと均衡(帝国の中核―アンティゴノス朝マケドニア;ギリシア、インドに接す―セレウコス朝エジプトの;外来政権―プトレマイオス朝;ヘレニズム諸国の経済と都市);第4章 共通語は新しい神を生む(ローマの台頭とヘレニズム文明;思想と人間観の変容;救済者として現れる神)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-537357-6   4-06-537357-3
書誌番号 1124038118
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124038118

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