人口減と貧困の資本論 -- ちくま新書 --
大西広 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.10 -- 18cm -- 235p

資料詳細

タイトル バブルと資本主義が日本をつぶす
副書名 人口減と貧困の資本論
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 大西広 /著  
出版 筑摩書房 2024.10
大きさ等 18cm 235p
分類 332.107
件名 資本主義-日本 , 貧困-日本
注記 文献あり
著者紹介 1956年生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士(京都大学、89年)。慶應義塾大学経済学部教授などを歴任。慶應義塾大学・京都大学名誉教授、世界政治経済学会副会長。著書に『マルクス経済学(第3版)』(慶應義塾大学出版会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 令和バブルともいうべき株の高騰、急速に進行する地方経済の衰退。マルクスは、資本主義には貧困が必要なことを喝破したが、日本はいま未曽有の労働力不足、人口減少社会に直面している。日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで読み解く。
要旨 令和バブルともいうべき株や都市部不動産の高騰、急速に進行する地方経済の衰退。近代英国の労働者のような低賃金に貧富の差が拡大している。老後への不安に付け込み、税優遇などの誘惑によって引きずり込まれた危険なマネーゲームの乱高下はチキンゲームの様相を呈してきた。バブルは壊れて消えるのが必定。マルクスは、資本主義には貧困が必要なことを喝破したが、日本はいま未曾有の労働力不足、人口減少社会に直面している。―日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで読み解く。
目次 第1部 貧困がもたらす全国民的危機(迫りくる人口減の認識は決定的に不十分;貧困化と株価・地価バブルの同時存在;迫りくる財政破綻という全国民的危機;地方経済の崩壊を期待する原発企業と軍事基地);第2部 貧困の原因を解明した『資本論』(中間層の貧困化で始まった資本主義;資本主義の継続に必要だった貧困;奴隷・農奴と同じ現在の労働者);第3部 バブルと貧困の解消を主張する経済学(古くて新しい階級論;バブルの原因を問う数理マルクス経済学;賞味期限切れの資本主義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07647-2   4-480-07647-6
書誌番号 1124038147
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124038147

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