伊藤啓介 /著   -- 吉川弘文館 -- 2024.12 -- 22cm -- 290,9p

資料詳細

タイトル 日本中世の貨幣と信用・流通
著者名等 伊藤啓介 /著  
出版 吉川弘文館 2024.12
大きさ等 22cm 290,9p
分類 337.21
件名 貨幣-日本-歴史-中世 , 貨幣制度-日本-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1970年生まれ。2006年京都大学大学院文学研究科博士後期課程歴史文化学(日本史)研究指導認定退学。現在、黒川古文化研究所研究員、京都大学人文学連携研究者、博士(文学)。主要編著書に『気候変動から読みなおす日本史4 気候変動と中世社会』(共編、臨川書店、2020年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中世前期の貨幣経済史・信用制度史研究の成果と課題. 渡来銭受容期の貨幣政策研究と問題の所在. 沽価法と貨幣政策. 大規模造営と貨幣政策. 沽価法の性質とその運用. 東大寺封戸物輸納と寺使. 割符のしくみと為替・流通・金融. 中世手形の系譜関係. 中世手形の信用とその決済システム. 一三・一四世紀の流通構造と商業. 流通構造の変化と中世社会. 渡来銭受容と日本社会
内容紹介 中世前期の貨幣経済の実態を、貨幣政策、為替・信用、商業流通から検討。渡来銭の朝廷財政への影響をはじめ、支払いや資本蓄積での渡来銭の利用開始、遠隔地取引のしくみ、京と各地の荘園をめぐる物資の流れを精査し、貨幣経済・商品経済の発展を見通す。
要旨 中世前期の貨幣経済の実態を、貨幣政策、為替・信用、商業流通から検討。渡来銭の朝廷財政への影響をはじめ、支払いや資本蓄積での渡来銭の利用開始、割符による遠隔地取引のしくみ、京と各地の荘園をめぐる物資の流れを精査し、貨幣経済・商品経済の発展を見通す。流通と飢饉との関係にもふれ、渡来銭の受容が社会に与えた影響を総体的に捉える。
目次 中世前期の貨幣経済史・信用制度史研究の成果と課題;第1部 渡来銭受容と朝廷の貨幣政策(渡来銭受容期の貨幣政策研究と問題の所在;沽価法と貨幣政策;大規模造営と貨幣政策;価法の性質と運用―中島圭一氏の批判に答える);第2部 中世手形文書の決済システム(東大寺封戸物輸納と寺使;割符のしくみと為替・流通・金融;中世手形の系譜関係;中世手形の信用とその決済システム);第3部 渡来銭受容と流通構造(一三・一四世紀の流通構造と商業;流通構造の変化と中世社会―「大飢饉」のない一四世紀);渡来銭受容と日本社会―信用と流通
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02992-6   4-642-02992-3
書誌番号 1124047373
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124047373

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 337.2 一般書 利用可 - 2077379803 iLisvirtual