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中野敏男 /著   -- 青土社 -- 2024.12 -- 19cm -- 477,26p

資料詳細

タイトル 継続する植民地主義の思想史
著者名等 中野敏男 /著  
出版 青土社 2024.12
大きさ等 19cm 477,26p
分類 319.102
件名 日本-外国関係-アジア(東部)-歴史-明治以後 , 植民地主義
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1950年、東京都生まれ。東京大学大学院修了。茨城大学助教授、東京外国語大学教授などを経て、現在、東京外国語大学名誉教授。博士(文学)。専門は、社会理論・社会思想。おもな単著に『近代法システムと批判』(弘文堂、1993年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:継続する植民地主義を問題とする視角. 植民地主義の変容と合理主義の行方. 植民地帝国の総力戦体制と主体性希求の隘路. 近代的主体への欲望と『暗愚な戦争』という記憶. 戦後文化運動・サークル詩運動に継続する戦時経験. 戦後言説空間の生成と封印される植民地支配の記憶. 戦後経済政策思想の合理主義と複合化する植民地主義. 自閉していく戦後革命路線と植民地主義の忘却. 「方法としてのアジア」の陥穽/主体を割るという対抗. 植民地主義を超克する民衆の出逢いを求めて. 結章
内容紹介 「戦後80年」を迎える現在、いまもなお植民地主義は継続している。過去の歴史を引き受け、未来の歴史をつくりだすために何をすべきか。近代から戦前、戦後を結ぶ独自の思想史を描き、暴力の歴史を掘り起こす。日本と東アジアの現在地を問う著者の集大成。
要旨 過去の歴史を引き受け、未来の歴史をつくりだすために。「戦後八〇年」を迎える現在、いまもなお植民地主義は継続している―。近代から戦前‐戦後を結ぶ独自の思想史を描き、暴力の歴史を掘り起こす。日本と東アジアの現在地を問う著者の集大成。
目次 序章 継続する植民地主義を問題とする視角;第1部 植民地主義の総力戦体制と合理性/主体性―合理主義と主体形成の隘路(植民地主義の変容と合理主義の行方―合理主義に拠る参与と抵抗の罠;植民地帝国の総力戦体制と主体性希求の隘路―三木清の弁証法と主体);第2部 詩人たちの戦時翼賛と戦後詩への継続(近代的主体への欲望と『暗愚な戦争』という記憶―高村光太郎の道程;戦後文化運動・サークル詩運動に継続する戦時経験―近藤東のモダニズム);第3部 「戦後言論」の生成と植民地主義の継続―岐路を精査する(戦後言説空間の生成と封印される植民地支配の記憶;戦後経済政策思想の合理主義と複合化する植民地主義);第4部 戦後革命の挫折/「アジア」への視座の罠(自閉していく戦後革命路線と植民地主義の忘却;「方法としてのアジア」の陥穽/主体を割るという対抗);第5部 植民地主義を超克する道への模索(植民地主義を超克する民衆の出逢いを求めて);結章
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7685-6   4-7917-7685-2
書誌番号 1124047412
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124047412

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