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なぜ不可能が可能に見えるのか --
近藤滋 /著   -- みすず書房 -- 2024.12 -- 20cm -- 193,7p

資料詳細

タイトル エッシャー完全解読
副書名 なぜ不可能が可能に見えるのか
著者名等 近藤滋 /著  
出版 みすず書房 2024.12
大きさ等 20cm 193,7p
分類 414.6
件名 図学
個人件名 エッシャー モーリッツ・コルネリス
注記 文献あり
著者紹介 1959年生まれ。88年、京都大学医学研究科博士課程修了。大阪大学大学院生命機能研究科教授を経て、2024年から国立遺伝学研究所所長。専門は発生学、理論生物学。著書に『波紋と螺旋とフィボナッチ』(学研メディカル秀潤社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 エッシャーのだまし絵作品群は、初めは自然に見え、だからこそ不可能立体だと気付いた時に驚きをもたらす。この鑑賞体験のために、エッシャーはトリックを密かに散りばめていた。150点の図版でだまし絵の制作過程を分解し、そのトリックを明らかにする。
要旨 エッシャーの代表作である“物見の塔”“滝”“上昇と下降”などのだまし絵。これらの作品は、一見しただけではそこに錯視図形があるとわからないほど自然に見える。しかし、少しの間をおいて「これはありえない立体だ」と気付いた瞬間、鑑賞者に大きな驚きをもたらす。この劇的な鑑賞体験はどのようにして作られたのか。エッシャーはまず、絵のあちこちに鑑賞者を誘導するトリックを仕掛け、さらにそれらを手品師さながらに覆い隠していった。そしてトリックの存在を生涯隠し通し、決して語らなかったのだ。本書は100点を超える図版でだまし絵の制作過程を分解し、エッシャーがかつて5つの作品に仕掛けた視覚のトリックを明らかにしている。エッシャーが制作中に何に悩み、何を大切にしていたかにまで踏み込んでいく。謎解きの楽しさに満ちた1冊。
目次 第1章 見過ごされていたトリック;第2章 “物見の塔”―演技する人々;第3章 “描く手”―できるはずのない影;第4章 消えた風景画;第5章 “上昇と下降”―見えない継ぎ目;第6章 “画廊”―異世界のつなぎ方;第7章 遠近法の弱点;第8章 “滝”―遠近法の限界を超える
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09731-0   4-622-09731-1
書誌番号 1124051163
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124051163

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 414.6 一般書 貸出中 - 2077453027 iLisvirtual