時間と場所を超えた問いかけ --
中原聖乃 /編著, 三田貴 /編著, 黒崎岳大 /編著, 聞間元 /〔ほか〕著   -- 泉町書房 -- 2024.12 -- 21cm -- 239p

資料詳細

タイトル 核問題の「当事者性」
副書名 時間と場所を超えた問いかけ
著者名等 中原聖乃 /編著, 三田貴 /編著, 黒崎岳大 /編著, 聞間元 /〔ほか〕著  
出版 泉町書房 2024.12
大きさ等 21cm 239p
分類 319.8
件名 核兵器
注記 年表あり
著者紹介 【中原聖乃】金沢星稜大学人文学部准教授(文化人類学)。マーシャル諸島の核被害を経験した人びとに25年間インタビューを続けている。現在はマーシャル諸島デジタルアーカイブ作成に取り組んでいる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ビキニ事件から「忘れられた」被災者たち 聞間元著. 核実験に伴う強制移住者たちの生活・社会・文化の変容 黒崎岳大著. 太平洋核実験をめぐる当事者性 小杉世著. 原発事故による放射能汚染の「無被害化」 三田貴著 島明美著. 何についての当事者か 桑原牧子著. 地方紙報道からみる沖縄水産業における1954年 吉村健司著. 核のゴミを押し付けられる太平洋 中原聖乃著. 太平洋諸島の核実験と地域協力機構 黒崎岳大著. 帝国のホモ・サケル 小杉世著. ビキニ事件の「当事者」は誰か 市田真理著. 核実験の被害を解き明かす 中原聖乃著. 被爆者と核兵器禁止条約 林田光弘著
内容紹介 ノーベル平和賞を受賞した日本被団協が結成される発端となった1954年の「ビキニ事件」以外にも、太平洋で広範に行われた核実験があった。原発事故も含めた核の問題をそれぞれの「当事者性」という視点から見つめ直した論考集。
要旨 ノーベル平和賞を受賞した日本被団協が結成される発端となった1954年の「ビキニ事件」以外にも、太平洋で広範に行われた核実験があった。原発事故も含めた核の問題をそれぞれの「当事者性」という視点から見つめ直した、様々な分野の研究者に加えて、市民の立場で活躍している人で作り上げた論考集。当事者視点で研究に新たな視座を拓く。
目次 第1部 いまも困難な状況にある核被災者(ビキニ事件から「忘れられた」被災者たち;核実験に伴う強制移住者たちの生活・社会・文化の変容;太平洋核実験をめぐる当事者性 キリバス共和国クリスマス島の英米核実験を中心に);第2部 核被災を「不可視化」する力(原発事故による放射能汚染の「無被害化」 当事者性排除への疑問;何についての当事者か フランス領ポリネシア核実験の元前進基地ハオにみる当事者性;地方誌報道からみる沖縄水産業における1954年);第3部 グローバルな連帯から考える核問題(核のゴミを押し付けられる太平洋;太平洋諸島の核実験と地域協力機構 太平洋諸島フォーラムの設立と課題;帝国のホモ・サケル 太平洋核実験をめぐる当事者性と芸術の想像力);第4部 一人ひとりが当事者として核被災を引き受ける(ビキニ事件の「当事者」は誰か 分断を乗り越える大石又七の思想を通して;核実験の被害を解き明かす マーシャル諸島ロンゲラップの人びとはなにを被害として語るのか;被爆者と核兵器禁止条約)
ISBN(13)、ISBN 978-4-910457-07-9   4-910457-07-0
書誌番号 1124054869
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124054869

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