学校の「責任」はいかに問われてきたのか --
今井聖 /著   -- 勁草書房 -- 2025.2 -- 22cm -- 239p

資料詳細

タイトル 子どもの自殺問題の社会学
副書名 学校の「責任」はいかに問われてきたのか
著者名等 今井聖 /著  
出版 勁草書房 2025.2
大きさ等 22cm 239p
分類 371.42
件名 青少年問題-日本 , 自殺-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1991年埼玉県生まれ。2021年立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。2022年博士(教育学)。現在、琉球大学教育学部講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 戦後日本における子どもの自殺言説の展開. 子どもの自殺をめぐる司法の論理. 子どもの自殺に対する補償・救済の論理. 子どもの自殺をめぐる事実認定の実践. 「いじめ自殺」事件における過去の再構成. 子どもの自殺をめぐる学校の事後対応の問題化. 子どもの自殺に関する新たな概念としての「指導死」. 〈遺族〉というカテゴリーと経験. 終章
内容紹介 子どもの自殺は、社会のなかで学校と関係する出来事として自明視され、語られている。「いじめ自殺」といった事象や第三者調査委員会などの諸制度、学校関係者・遺族たちの経験について、「学校問題」として認識される子どもの自殺問題の様々な側面を描く。
要旨 子どもの自殺はどのように学校と関連づけられ、理解されているのか?「いじめ自殺」「指導死」といった事象、「その後」の学校関係者や遺族たちの経験、裁判や第三者調査委員会などの諸制度について、人びとの実践に即した記述から「学校問題」としての子どもの自殺問題の様々な側面を描き出す。
目次 序章;補論―「自殺」の社会学的研究の展開;第1章 戦後日本における子どもの自殺言説の展開―子どもの自殺はいかに語られてきたのか;第2章 子どもの自殺をめぐる司法の論理―学校の法的責任はいかに問われてきたのか;第3章 子どもの自殺に対する補償・救済の論理―子どもの自殺はいかに「学校災害」となったのか;第4章 子どもの自殺をめぐる事実認定の実践―自殺の原因を認定する第三者調査委員会の実践に着目して;第5章 「いじめ自殺」事件における過去の再構成―「自殺の練習」報道の検証を通じて;第6章 子どもの自殺をめぐる学校の事後対応の問題化―「リアリティ分離」状況に着目して;第7章 子どもの自殺に関する新たな概念としての「指導死」―遺族の語りから見る社会的経験の変容;第8章 “遺族”というカテゴリーと経験―「いじめ自殺」で子を亡くした遺族の語りから;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-25184-1   4-326-25184-0
書誌番号 1124066353
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124066353

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 371.42 一般書 予約受取待 - 2078645582 iLisvirtual