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建築と小説の近代 --
中村ともえ /著   -- 教育評論社 -- 2025.3 -- 20cm -- 322,4p

資料詳細

タイトル 「陰翳礼讃」と日本的なもの
副書名 建築と小説の近代
著者名等 中村ともえ /著  
出版 教育評論社 2025.3
大きさ等 20cm 322,4p
分類 910.263
件名 陰翳礼讃 , 建築-文学上
個人件名 谷崎潤一郎
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1979年、静岡県生まれ。新潟市出身。静岡大学准教授。専門は日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。著書に『谷崎潤一郎論―近代小説の条件』(2019年、青簡舎)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1930年代、建築界では建築における「日本的なもの」が論じられた。その議論に触発された小説家たちは、建築を媒介にしてそれぞれに思索を展開した。建築と小説という異なる領域の交錯する地点から、日本的なものという主題を捉えなおす。
要旨 陰翳とは何か。それが日本的なものだとはどういうことか。建築と小説という異なる領域の交錯する地点から、日本的なものという一九三〇年代の主題を捉えなおす。
目次 「陰翳礼讃」を読み解く;1 タウトと日本の建築、タウトと日本の建築家(桂離宮の弁証法―ブルーノ・タウトの「第三日本」;建築における日本的なものという主題―タウトと日本の建築家たち);2 フィクションの中の建築家(ブルーノ・タウトと日本の風土―石川淳『白描』と井上房一郎;美しい日本、戦う日本―黒澤明のシナリオの中の建築家たち);3 建築の語り方、「日本」の語り方(喪失と発見―坂口安吾「日本文化私観」と岡本太郎;富士山という解答―丹下健三「大東亜建設忠霊神域計画」と横山大観);4 長編小説の中の建築家(結婚と屋根―横光利一『旅愁』と建築の日本化;帝国における結婚―谷崎潤一郎『細雪』と建築家という結び);「陰翳礼讃」を振り返る
ISBN(13)、ISBN 978-4-86624-115-9   4-86624-115-2
書誌番号 1124067967
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124067967

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