かわりゆく観光と社会のゆくえ --
東賢太朗 /編著, 福井栄二郎 /編著, 奈良雅史 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2025.3 -- 22cm -- 324,6p

資料詳細

タイトル 脱観光化の人類学
副書名 かわりゆく観光と社会のゆくえ
著者名等 東賢太朗 /編著, 福井栄二郎 /編著, 奈良雅史 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2025.3
大きさ等 22cm 324,6p
分類 689
件名 観光 , 文化人類学
注記 索引あり
著者紹介 【東賢太朗】1976年、愛知県出身。2004年、名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得修了、博士(文学)。現在、名古屋大学大学院人文学研究科准教授。主著『リアリティと他者性の人類学―現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから』三元社、2011年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「脱観光化」からとらえなおす観光と社会 東賢太朗著. 身体的な移動と精神的な移動が出合う「空間」 岡本健著. 台湾の日本神を訪ねる日本人と台湾社会 藤野陽平著. 南洋のコロニアル・ノスタルジア 紺屋あかり著. あわいを生きる 鈴木佑記著. 邂逅する「他者」たち 奈良雅史著. アートプロジェクトにおけるゲストとは誰か 越智郁乃著. 観光の衰退、連帯の生起 東賢太朗著. 「フェイク」と「オリジナル」の交錯と消失 中村香子著. 観光をめぐる「ゆるやかな対立」と分断しない社会 福井栄二郎著. 脱観光化へ向かう要因と今後の展望 福井栄二郎著 奈良雅史著
内容紹介 現代社会において、観光は誰もが享受できる娯楽として大衆化した。「脱観光化」をキーワードに、「善きもの」としての観光の光と影をフィールドでの事例にもとづいて具体的に論じる。ポストコロナ時代の観光のゆくえをフィールドの具体的事例から示した1冊。
要旨 現代社会で観光は誰もが享受できる娯楽として大衆化した。本書は、「脱観光化」をキーワードに「善きもの」としての観光の光と影をフィールドでの事例にもとづいて具体的に論じる。
目次 「脱観光化」からとらえなおす観光と社会;第1部 観光現象の新展開(身体的な移動と精神的な移動が出合う「空間」―VTuberとコンテンツツーリズムの現場から;台湾の日本神を訪ねる日本人と台湾社会―観光化がもたらす信仰実践の変容;南洋のコロニアル・ノスタルジア―パラオ老人会と日本人観光客の交流を事例に;あわいを生きる―コロナ前後のタイ領アンダマン海におけるモーケンの観光業への従事);第2部 観光が生み出す新たな社会のあり方(邂逅する「他者」たち―現代中国における民族観光、イスラーム復興、イスラモフォビアのもつれ;アートプロジェクトにおけるゲストとは誰か―新潟市「水と土の芸術祭」を事例に;観光の衰退、連帯の生起―フィリピン・ボラカイ島と愛知県南知多町の「脱観光化」とノスタルジア;「フェイク」と「オリジナル」の交錯と消失―ポスト・ツーリスト化した「マサイ」;観光をめぐる「ゆるやかな対立」と分断しない社会―ヴァヌアツ・アネイチュム社会における「思慮」について);脱観光化へ向かう要因と今後の展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09805-7   4-623-09805-2
書誌番号 1125001547
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125001547

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 689 一般書 貸出中 - 2077974698 iLisvirtual