宮嶋資夫から野坂昭如へ -- 講談社選書メチエ --
道籏泰三 /著   -- 講談社 -- 2025.8 -- 19cm -- 266p

資料詳細

タイトル 昏い時代の読書
副書名 宮嶋資夫から野坂昭如へ
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 道籏泰三 /著  
出版 講談社 2025.8
大きさ等 19cm 266p
分類 910.26
件名 文学者-日本-歴史-明治以後
著者紹介 1949年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。1985年より京都大学(教養部、のち人間・環境学研究科)勤務。2015年定年退職。専門はドイツ文学。主な著書に『堕ちゆく者たちの反転』(岩波書店)、訳書にヴァルター・ベンヤミン『来たるべき哲学のプログラム』(晶文社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大正・昭和・平成の時代にわたって、どうしようもなく救いを求め、作品のうちにつかの間それを浮かび上がらせることに成功しながらも、容赦ない現実に敗れた5人の作家の軌跡。それぞれが求めた救いの姿と、その挫折を作品の紹介を通して描き出す。
要旨 太宰は「人間がだめになった」と呟き、安吾は堕落を呼びかけ、瓦礫の上で野坂昭如は哄笑し続けた。大正・昭和・平成の時代にわたって、どうしようもなく救いを求め、作品のうちにつかの間それを浮かび上がらせることに成功しながらも、容赦ない現実に敗れ去った五人の作家の軌跡。彼らの挫折は、令和の社会の絶望を先取りするものだった。ルールも理性も足元から崩れていく世界の片隅で、それでも、ものを書き、読むことの意味とは?希望なき時代の読書のすすめ。
目次 1 死に憑かれて―宮嶋資夫というヤマイヌ(「山犬」;「病犬」;「闇犬」);2 無何有の明滅―太宰治という掟破り(「おめえ、なにしに生きでるば」;「燈籠」幻想から「竜宮」幻想へ;呪わしき立往生);3 タブラ・ラサにたたずむ―坂口安吾という「ふるさと」(獣性と破壊;「ファルス」;死と「ふるさと」);4 瞑さのアナーキズム―桐山襲という「違う世界」(政治と文学;絶望‐叛逆‐絶望;「違う世界」を求めて);5 ディストピアの妄想―野坂昭如という廃墟(子供たち;花たち;「だって、私たち、もう死んでるんですもの」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-540667-0   4-06-540667-6
書誌番号 1125026180
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125026180

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