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P+D BOOKS --
水上勉 /著   -- 小学館 -- 2025.9 -- 19cm -- 318p

資料詳細

タイトル 古河力作の生涯
シリーズ名 P+D BOOKS
著者名等 水上勉 /著  
出版 小学館 2025.9
大きさ等 19cm 318p
分類 289.1
個人件名 古河力作
注記 文献あり
注記 底本:平凡社 1973年刊
著者紹介 1919年-2004年、享年85。福井県出身。1961年『雁の寺』で第45回直木賞を受賞。代表作に『飢餓海峡』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1911年、幸徳秋水、菅野スガ、新村忠雄、宮下太吉らが天皇暗殺を企てたとして逮捕されたいわゆる大逆事件。事件の首謀者でもないにもかかわらず死刑を宣告された古河力作に焦点を当て、その人間像をあぶりだす。
要旨 心やさしい園丁はなぜ大逆事件に連座したか。1911(明治44)年、幸徳秋水、管野スガ、新村忠雄、宮下太吉らが天皇暗殺を企てたとして逮捕されたいわゆる大逆事件。実家が没落し、自らは低身長を理由に差別されたことで社会主義に傾倒していた園丁の古河力作は、事件の首謀者ではなく、重要な役割も与えられていなかったにもかかわらず逮捕され、死刑を宣告されてしまった。「眼あれども節穴の如く、耳あれ共木耳の如く、血通へ共鬼畜如き裁判官を、被告に利益の事は赤でも淡紅色と書し、真実を申立てても弁解となし、被告に不利益の事は淡紅色でも赤と書き、嘘でも誠とする裁判官を、政府より月給を貰つて居る裁判官を公平無私、公明正大なるものと思つて居た僕はよつぽど馬鹿だった。」著者と同郷の力作について、郷里をはじめ神戸、東京とゆかりの地を訪ね歩き、幸徳秋水の担当看守や力作の家族にも取材をして古河力作の人間像をあぶりだした名作ノンフィクション。
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-352519-0   4-09-352519-6
書誌番号 1125031284
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125031284

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 289/フ 一般書 貸出中 - 2078466203 iLisvirtual