• NEW

瀬川清子・能田多代子・江馬三枝子・大藤ゆき、そして「女の会」 --
杉本仁 /著   -- 梟社 -- 2025.11 -- 20cm -- 350p

資料詳細

タイトル 柳田国男の民俗学を生きた女性たち
副書名 瀬川清子・能田多代子・江馬三枝子・大藤ゆき、そして「女の会」 どうしたら人間は学問によって倖せになれるか
著者名等 杉本仁 /著  
出版 梟社 2025.11
大きさ等 20cm 350p
分類 380.1
件名 民俗学-日本-歴史-昭和時代 , 女性研究者-日本
個人件名 柳田国男
注記 索引あり
著者紹介 1947年山梨県に生まれる。青山学院大学を経て、同大学院修士課程修了。柳田国男研究会会員。東京都立高校教諭を定年退職後、都留文科大学、および山梨県立ひばりが丘高校などで非常勤講師を勤める。共著に『柳田国男伝』のほか、著書に『柳田国男と学校教育』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 〈いま/ここ〉を生きる「常民」の生活と心意の沃野に分け入り、柳田民俗学が新しい史学の創成から確立にむかった昭和十年前後、柳田国男の門を叩いて、男もすなる学問の道を歩き始めた女性たちがいた。彼女たちに共通していたのは、アカデミズムとは無縁に、「どうしたら人間は学問によって倖せになれるか」というやみがたい志向だった。彼女たちの希求に応答する学問は、柳田の民俗学を措いてほかにはなかった。その柳田を師とし、支えた、女性民俗学者たちの誕生から戦中戦後への足跡をたどる。
目次 第一章 瀬川清子―「良妻賢母」と闘う自己実現の民俗学(原郷;鹿角から舳倉島へ ほか);第二章 能田多代子―郷土を凝視する「豆粒拾い」の民俗学(原郷;柳田国男との出会い ほか);第三章 江馬三枝子―地域を工作する民俗学(プロレタリア運動における江馬修と三枝子;飛驒高山での生活と『ひだびと』 ほか);第四章 大藤ゆき―世を啓蒙する民俗学(原点;柳田国男との出会い ほか);第五章 柳田国男を支えた「女の会」(戦火をくぐりぬけた女性たち;丸山久子―自己抑制と自己主張の民俗学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-6337-2   4-7877-6337-7
書誌番号 1125042051
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125042051

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 380.1 一般書 貸出中 - 2079042903 iLisvirtual