徐潤雅 /〔ほか〕執筆, 真鍋祐子 /監修   -- 皓星社 -- 2025.12 -- 21cm -- 335p

資料詳細

タイトル 越境のアーティスト富山妙子
著者名等 徐潤雅 /〔ほか〕執筆, 真鍋祐子 /監修  
出版 皓星社 2025.12
大きさ等 21cm 335p
分類 723.1
個人件名 富山妙子
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 【徐潤雅】大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪経済法科大学国際学部特別専任准教授。専攻は日韓美術史・文化史で、富山妙子を中心とした日韓の表現活動、国境を越えた交流や認識の変容を研究している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:自由と解放を描く 徐潤雅著. なぜ光州を語り、描き続けるのか 富山妙子述 真鍋祐子述. 交差するまなざし 徐潤雅著. 共振するまなざし・「切れて、繋がる」まなざし 金子毅著. 富山妙子とラテンアメリカ 高際裕哉著. 富山妙子が立ち続けた場所 古川美佳著. 越境する作品、共振する感覚 李美淑著. 『帰らぬ少女タイからきた少女の物語』再考 レベッカ・ジェニスン著. ポストインペリアルの海を漂流する 真鍋祐子著. 日韓アートの交流と市民、文化 富山妙子述 小林宏道述. 美術家、富山妙子の一九九〇年代以降の軌跡と展開 小林宏道著. 海を越えて響く記憶 稲葉真以著. 富山妙子という「バタフライ・エフェクト」 真鍋祐子著
内容紹介 差別意識と分断の溝がより深かった時代、富山妙子を突き動かした感情とは何だったのか?植民地で育ち、ポストコロニアル批判とフェミニズムの思想に立って、画壇に迎合することなく“魂振りの巫女”として歴史を伝え続けた富山妙子の生涯の功績を追う
要旨 大連とハルビンで育ち、戦後は日本の戦争責任への自覚を契機に、炭鉱での搾取や韓国軍事政権下の光州民衆抗争、「慰安婦」問題をはじめとした作品群を残してきた富山妙子。無垢な魂を呼び出し癒す鎮魂曲としてのアートは、圧政下では連帯の象徴として伝播し、一方では観る者自身の足元を揺るがす問いかけとなった。また、東日本大震災発生後には原発問題にも目を向けるなど、生涯を通し社会的主題と向き合い続けた。油彩・版画・コラージュ・スライド・文筆など多岐にわたる表現方法は、型を拒み、己の信念に従い無主の海を「越境」し続けた人生を体現するかのよう。女性として、植民者の子として、アジアに生まれた一人の画家として、100年を凝視した富山妙子という人物に迫る。
目次 第1章 富山妙子とは(自由と解放を描く―富山妙子の生涯と芸術;対談 なぜ光州を語り、描き続けるのか―光州事件三〇周年の年に(再録) 富山妙子×真鍋祐子);第2章 画家活動のはじまり(交差するまなざし―富山妙子と森崎和江の歩みをめぐる試論;共振するまなざし・「切れて、繋がる」まなざし―富山妙子と上野英信の絆);第3章 越境する画家(富山妙子とラテンアメリカ―植民地主義批判の深化と「火種」としての芸術;富山妙子が立ち続けた場所―原風景を描き直す);第4章 越境する作品世界(越境する作品、共振する感覚―富山妙子とトランスナショナルな連帯;『帰らぬ少女 タイからきた少女の物語』再考;ポストインペリアルの海を漂流する―九・一一、そして三・一一へ);第5章 アートの現場からみる富山妙子の世界(対談 日韓アートの交流と市民、文化―パブリックアートからの視点と提言(抜粋) 富山妙子×小林宏道;美術家、富山妙子の一九九〇年代以降の軌跡と展開;海を越えて響く記憶―富山妙子と韓国、そして「記憶の海へ」展;富山妙子という「バタフライ・エフェクト」―あとがきに代えて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7744-0874-3   4-7744-0874-3
書誌番号 1125055826
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125055826

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