〈はかなさ〉と向き合う現代美術 --
香川檀 /編, ヴィクトリア・フォン・フレミング /編, 結城円 /編   -- 岩波書店 -- 2026.1 -- 22cm -- 327p

資料詳細

タイトル 甦るヴァニタス
副書名 〈はかなさ〉と向き合う現代美術
著者名等 香川檀 /編, ヴィクトリア・フォン・フレミング /編, 結城円 /編  
出版 岩波書店 2026.1
大きさ等 22cm 327p
分類 702.07
件名 美術-歴史-20世紀 , 美術-歴史-21世紀 , 生死-美術上
著者紹介 【香川檀】武蔵大学名誉教授。ドイツと日本の近現代美術、表象文化論、ジェンダー論。著書に『想起のかたち-記憶アートの歴史意識』(水声社、2012年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代芸術におけるヴァニタスの回帰 ヴィクトリア・フォン・フレミング著 香川檀訳. 杉本博司の死生観とヴァニタスの美学 仲間裕子著. 草間彌生とヴァニタス 石田圭子著. ジャン・ティンゲリー ヴィクトリア・フォン・フレミング著 香川檀訳. 生死のはざまのヘテロ・クロニカルな実験 ミーケ・バル著 岡添瑠子訳. 終わりと飛び去り カタリーナ・ズュコラ著 結城円訳. 畠山直哉の写真における川の表象 鈴木賢子著. 写真の間文化的な時間性 結城円著. ビデオアートにおけるヴァニタス静物画 クラウディア・ベンティーン著 ユリア・カテリーネ・ベルガー著 石田圭子訳. 「居場所」のはかなさ 香川檀著. 古代の残存と、バロック的時間経験の形象 アンネ・オイスターシュルテ著 鈴木賢子訳. ゴミの化石を作るとき マーレン・ゴツィック著. はかなさの永遠性? カロリン・ボールマン著 仲間裕子訳
内容紹介 髑髏や砂時計、蝋燭や楽器、果物などの定型的モチーフを組み合わせ、生のはかなさと死を表現する…。今もアーティストたちは〈ヴァニタス〉に取り組んでいる。現代に甦った〈ヴァニタス〉を国内外の作品に即して日独の研究者が描き出した論集。
要旨 まさに消えなんとする蝋燭、かつては人々を陶酔させる音楽を奏でていたであろう楽器、人生の有限性を仄めかす砂時計、そして頭蓋骨―一七世紀のヨーロッパでは、こうした典型的なモチーフから構成される静物画の一ジャンルである〈ヴァニタス画〉が盛んに制作されていた。それから数百年を経た今、アーティストたちはグローバルな規模で現代の〈ヴァニタス〉を制作している。日独の研究者が図版とともにその歴史や広がりを丁寧に読み解き、決して滅びない〈ヴァニタス〉の最前線を活写する論集。
目次 序論 現代芸術におけるヴァニタスの回帰―西洋/非西洋、交差するまなざし(抄訳);第1部 現代のヴァニタス―生死と時間の戯れ(杉本博司の死生観とヴァニタスの美学―《ヘンリー八世》をめぐる表象の歴史;草間彌生とヴァニタス―〈花/女性〉と死をめぐって;ジャン・ティンゲリー―ヴァニタス、そしてエフェメラの芸術(抄訳);生死のはざまのヘテロ・クロニカルな実験―時間管理に対するヴァニタスの反乱(抄訳));第2部 メディウムが担うはかなさ―写真とビデオ(終わりと飛び去り―髏髏、昆虫、そして現代写真におけるヴァニタスのふたつの時間性;畠山直哉の写真における川の表象―〈無常〉をめぐる一考察;写真の間文化的な時間性―荒木経惟―『TOMBEAU TOKYO』におけるヴァニタスと無常;ビデオアートにおけるヴァニタス静物画―バロックのモチーフとその時問性について);第3部 ヴァニタスの変奏―神話と社会(「居場所」のはかなさ―イケムラレイコの描く“妣の国”の死;古代の残存と、バロック的時間経験の形象―サイ・トゥオンブリー作品のオルフェウス主題について;ゴミの化石を作るとき―三島喜美代の作品における物質と時間性;はかなさの永遠性?―美術館における「エフェメラル」な作品の保存修復について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025478-6   4-00-025478-2
書誌番号 1125059361
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1125059361

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