スコアブックの中の昭和史 --
桑原稲敏 /著   -- 徳間書店 -- 1988.1 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 天皇の野球チーム
副書名 スコアブックの中の昭和史
著者名等 桑原稲敏 /著  
出版 徳間書店 1988.1
大きさ等 19cm 269p
分類 783.7
件名 野球-歴史
内容 主な参考文献:p268~269
要旨 大正12年夏、軽井沢の大隈重信の別荘から早稲田大学野球部の練習をながめていた摂政宮・裕仁殿下(当時)は側近に向かってこうつぶやいた。「もっと近くで早大の練習風景を見たい。」早大の練習紅白試合を見た摂政宮はすぐさま提案した。「宮内省にも野球チームを編成したら…。」このひと言がきっかけとなり、宮内省野球班、つまり、「天皇の野球チーム」が作られた。プロ野球のまだなかった頃、学生野球の選手たちはいわば時代の寵児であった。日本の野球の礎を作った男たちのロマンと、開かれた皇室、人間・天皇の素顔を描く、スコアブックの中に見つけた昭和史。
目次 プロローグ 昭和62年秋、横道一郎の回想;第1章 台覧試合のあとで(早稲田大学野球部、軽井沢夏季練習場;怒鳴られた北白川宮殿下;「宮内省にも野球チームを…」;小倉の豪腕、有田富士夫;「有田、横道、宮内省へ入れ」);第2章 皇室、宮内省の野球熱(早大野球部のアメリカ遠征と全国制覇;早大らしからぬ紳士、泉谷裕勝;早慶戦、冬の時代);第3章 小さなエースの「球道人生」(函館の野球歌人、宮下勇;早実野球部の北海道遠征;宮下勇の宮内省入り);第4章 天皇の野球チーム(「天皇の野球チーム」の“本業”;勝てば赤坂、神楽坂の料亭へ);第5章 ブーム到来(職業野球対早大野球部;天勝対芝浦、プロの戦い;涙をふるって解散を決意);第6章 軍靴の響き(宮内省KC倶楽部;軍国主義の台頭);第7章 サムライたちの死(「天下の浪人」泉谷裕勝の死;「球道真勇居士」宮下勇の死;「おれは天皇陛下に野球を教えた有田富士男だ」)
ISBN(13)、ISBN    4-19-143602-3
書誌番号 1190268599
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190268599

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