抵抗文学の系譜 --
猪俣貞敏 /著   -- 右文書院 -- 1989.3 -- 21cm -- 212p

資料詳細

タイトル 昭和文学の終焉
副書名 抵抗文学の系譜
著者名等 猪俣貞敏 /著  
出版 右文書院 1989.3
大きさ等 21cm 212p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-昭和時代
要旨 人は誠実であり真摯であればあるほど、それぞれの時代の圧力の中で、状況が何かをつかむためにもがき苦しむ。そして、文学(人生)の終着点の正否よりも、その描いた軌跡の中にどのような思考の生産性が潜んでいるかということの方が大事である―と語る著者はさらにすすめて、今日における豊かさと繁栄、そしてこの平和のもたらす意義について鋭い洞察のメスを加える。
目次 1 人間存在の危機―青野季吉の再評価;2 内部における敗退の歴史―中島健蔵『後衛の思想』;3 静かなる眼光―黒島伝治の軌跡;4 漂泊と文学―反俗の詩人・尾崎放哉;5 近代と明治との重なり―猪野謙二『明治の作家』;6 堕落という臆測―中野重治『鴎外―その側面―』;7 抵抗の精神―野間宏『暗い絵』;8 政治と文学―チャタレイ裁判(伊藤整)と松川事件(広津和郎)
ISBN(13)、ISBN    4-8421-8903-7
書誌番号 1190302580
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1190302580

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/1007 一般書 利用可 - 0004424794 iLisvirtual