シナプス可塑性とバイオコンピューティング --
松本元 /編著   -- 丸善 -- 1992.7 -- 22cm -- 227p

資料詳細

タイトル 脳と学習のメカニズム
副書名 シナプス可塑性とバイオコンピューティング
著者名等 松本元 /編著  
出版 丸善 1992.7
大きさ等 22cm 227p
分類 491.371
件名 脳髄
内容 文献:各章末
要旨 脳は学習によって知識を獲得し、その知識に基づいて情報を処理する。人の理解は脳の学習・記憶の解明にあり、特にその鍵を握るのが情動である。学習・記憶の基礎は、シナプスの可塑性、神経系の連合性、生体系が非平衡であることによって生じる非線形性にあると考えられることから、本書では、これらについて特にシナプス可塑性の脳科学の最前線の研究が概観できるよう構成した。
目次 序説 脳科学研究から心の理解へ;海馬におけるHebb型コバリアンス学習則;海馬神経活動の可視化―光学的測定法による記憶の基礎過程の研究;時間パターン刺激によって誘導される海馬CA1ニューロンの長期増強;海馬におけるグルタミン酸受容体サブタイプ分布のカルシウム濃度測定による解析;ラット海馬のシナプス伝達および長期増強に関与するグルタミン酸受容体サブタイプ;448チャンネル光学測定装置によるアメフラシ神経節ニューロン活動電位の同時測定;コウラナメクジにおける冷却による逆行性健忘;進化を通じて獲得した連想学習メカニズムは計算負荷を最小化するネットワーク構造をもたらすか?;回帰的な結合を持つニューラルネットにおける時系列の学習法;皮質神経回路網発達の理論;中枢神経系における神経成長因子の役割;脳の神経回路の生後発達と可塑性;神経突起の成長方向制御と規則的シナプス結合の生成;視覚野におけるシナプス伝達の可塑性とNMDA受容体;培養下における同定小脳ニューロン間のシナプス伝達の増強と抑圧;大脳皮質視覚野のシナプス伝達の長期増強;蛍光性カルシウム指示薬fura‐2による神経細胞内遊離カルシウムイオン濃度測定法の改良・
ISBN(13)、ISBN    462103698X
書誌番号 1193006426
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1193006426

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 491.3/611 一般書 利用可 - 0005097916 iLisvirtual