バイオ時代の人権と予研裁判 --
芝田進午 /編   -- 晩声社 -- 1993.8 -- 20cm -- 575p

資料詳細

タイトル バイオ裁判
副書名 バイオ時代の人権と予研裁判
著者名等 芝田進午 /編  
出版 晩声社 1993.8
大きさ等 20cm 575p
分類 498.076
件名 国立予防衛生研究所 , 裁判
要旨 厚生省傘下の国立予防衛生研究所〈予研〉は、大量の病原体、組み換え遺伝子、放射性物質、有害化学物質、実験動物を扱う日本最大の病原体・遺伝子組み換え実験施設である。当然、その感染実験等による排気・排水等によって周辺の環境・生態系が汚染され、バイオ時代の新しい公害である「生物災害」を発生させる危険性は否定できない。ところが予研は、日本で最大の過密地域といわれる東京・新宿区の住宅密集地―障害者施設・早大に隣接する狭い土地への移転を密かに計画し強行した。厚生省・予研の立場は、危険な病原体等を扱う巨大実験施設は、どんな人口密集地に立地されてもかまわないというのだが…。本書は、諸科学の総合によって「バイオ公害予防の法理」を確立しようとするわが国初の試みであり、未来世代へ向けた人権と環境を守る法廷大論争の記録である。
目次 なぜ予研の移転と実験の差し止めを提訴するか;予研の移転と実験の差し止め提訴のための序論;原告請求内容の補足;住民・早大と予研のこれまでの論争の総括;早稲田大学はなぜ予研移転に反対するのか;予研移転差し止め請求の意味;予研移転の民主的手続きの欠如と非“適地”性;予研は障害者への差別を止めよ;予研はなぜ環境影響評価を怠り「予防衛生」を破壊するのか〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-89188-234-4
書誌番号 1193032827
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1193032827

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 498.0/223 一般書 利用可 - 0005595967 iLisvirtual