フランス古典主義演劇再考 --
矢橋透 /著   -- 水声社 -- 1996.11 -- 20cm -- 317p

資料詳細

タイトル 劇場としての世界
副書名 フランス古典主義演劇再考
著者名等 矢橋透 /著  
出版 水声社 1996.11
大きさ等 20cm 317p
分類 952
件名 戯曲(フランス)-歴史
要旨 たんなる心理劇、風俗劇とみなされがちな、コルネイユ、ラシーヌ、そしてとりわけモリエールなどの十七世紀のフランス古典主義演劇を、中世的エピステーメーの解体と、『近代』の創出のドラマとの関連において捉え直し、古典主義演劇のイメージを一新する気鋭のフランス文学者=演劇学者の野心作。
目次 第1章 「視覚」の劇―モリエール『タルチュフ』と『ナヴァールのドン・ガルシー』の関係について;第2章 仮面の劇―モリエール『人間嫌い』について;第3章 二つの仮面―メタシアターとしてのモリエール『ドン・ジュアン』;第4章 視覚の眩惑者および/あるいは統御者としての王―モリエール『アンフィトリオン』について;第5章 「善いぺてん師」?―モリエール『守銭奴』における「演劇的知」;第6章 仮面のプシコマキア―モリエール『気で病む男』と懐疑主義思想;第7章 レトリックと仮面―レトリック論争とモリエール『人間嫌い』;第8章 劇場都市と仮面たち―コルネイユの初期喜劇におけるパリ;第9章 はじめに、噂=ノイズがあった…―ラシーヌ『フェードル』における登場人物の「感覚の不確実さ」;結論 劇場としての世界―十七世紀西欧における演劇と思想の交流
ISBN(13)、ISBN    4-89176-342-6
書誌番号 1196069819
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1196069819

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 952/75 一般書 利用可 - 2008754856 iLisvirtual