貨幣存立の根拠を問う --
竹内晴夫 /著   -- 御茶の水書房 -- 1997.02 -- 22cm -- 342,6p

資料詳細

タイトル 信用と貨幣
副書名 貨幣存立の根拠を問う
著者名等 竹内晴夫 /著  
出版 御茶の水書房 1997.02
大きさ等 22cm 342,6p
分類 337.1
件名 貨幣
内容 巻末:引用・参考文献
要旨 貨幣とは何か、貨幣はいかにして発生し、いかなる性質をもつのか、ということは、市場の発生以来絶えず問題にされてきた。現代の貨幣をめぐっても、内生説と外生説の対立など、根本的な所で貨幣の性格について、したがってその貨幣の管理をめぐっても、まったく異なる見解が併存している。内生説を唱えるのはケインジアンであり、外生説はフリードマン等のマネタリストである。前者は、一九世紀半ばの銀行学派の見解に源流をもち、また後者は、貨幣数量説を基盤とする通貨学派の現代版ともみられるが、伝統的な貨幣論争が、時代状況を異にして新たな理論構成を加えながらも、延々と継続しているともいえるのである。このような貨幣論争についての検討は、貨幣論の研究に欠かせない意味をもっていると思われる。本書では、こうした貨幣論争への回答を意識しながら検討を進めていく。
目次 第1編 信用と貨幣(金属流通と紙券流通;信用創造のメカニズム;銀行間組織の重層的構造と信用貨幣 ほか);第2編 貨幣信用学説(スミスの信用論;リカードウの信用論なき貨幣論;通貨論争 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-275-01655-6
書誌番号 1197013224
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1197013224

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 337.1/73 一般書 利用可 - 2010837050 iLisvirtual