「オオカミ少年」「アリとキリギリス」…が暗示する人類の未来 -- 祥伝社文庫 --
五島勉 /著   -- 祥伝社 -- 1999.06 -- 16cm -- 205p

資料詳細

タイトル イソップ物語その恐ろしい真相
副書名 「オオカミ少年」「アリとキリギリス」…が暗示する人類の未来
シリーズ名 祥伝社文庫
著者名等 五島勉 /著  
出版 祥伝社 1999.06
大きさ等 16cm 205p
分類 147.4
件名 予言
注記 『イソップ物語の謎』(平成5年刊)の改題、加筆
要旨 「イソップ物語」の中には、誰でも知っている「オオカミ少年」や「アリとキリギリス」、「北風と太陽」や「ウサギとカメ」、「鳥なき里のコウモリ」や「お腹がはじけて死んだ母ガエル」など、一見、子どもむけの道徳絵本にしかならない単純な話が並んでいる。しかし、それは表面だけである。表面にかぶさった道徳絵本の仮面をはずし、2000年以上こびりついていた先入観を取っ払うと、一つ一つの話に封じこめられていた真の意味がワッと噴き出してくる。その第一は、彼の話の多くには、彼の不思議な洞察力から生まれた未来への鋭い見通し、つまり予言が隠されているということである。けっして明るい予言ではなく、やがて人類が迎えねばならない事実や環境の危機、人種や人心の大きな破局への見通しが。その背景には、イソップが生きていた地域のきびしい事情があったのかもしれない。何しろ古代ギリシャは、ヴィーナスやアポロンのロマンチックな故郷のように思われがちだが、実は多くの都市国家がいつも激しい内戦を続けていた、食うか食われるかの世界だった。そうした地域の―隅で、2600年前、さまざまな危機と破局の見通しを封じこめたイソップ物語が生まれ、それが今、封印を解か・
目次 「オオカミ少年」の話―彼の警告を聞いていれば、みんな助かったのに;「アリとキリギリス」の話―あなたを守る危機管理の根本法則;「鳥なき里のコウモリ」の話―どっちにもつかず生き残れ;「ウサギとカメ」の話―隠された地球大異変の警告;「金の斧」と「銀の斧」の話―繁栄を続けられるカギを暗示する;「肉をくわえた犬」の話―未知の愛・未知の成功をつかみたい人のために;「牛の真似をしてお腹がはじけたカエル」の話―残酷の陰に隠されたイソップ最大の残酷;「キツネとツル(浅い皿と深い壺)」の話―愛も仕事も、適性を考えないと破滅する;「金のタマゴを生むニワトリ」の話―このニワトリとタマゴの正体は?;「北風と太陽」の話―封じられていたバルカン(ユーゴ)大戦争の予言〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-396-31124-9
書誌番号 1199033902
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1199033902

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中央 書庫 文庫本 147.4/14 一般書 利用可 - 2017384808 iLisvirtual